空手（沖縄空手）@浜松・静岡（藤枝・牧之原・焼津）

沖縄の方言に「てーげー」という言葉がある。
これは「たいがい（大概）」という意味で、要するに大体でいいよ、というイメージ。
確かに沖縄空手をやってると、沖縄の先生によっては微妙に言ってることが
違ってたりすることがままある。最初は戸惑うが、しかしながらそれは
最終的な目標が一緒であればOKなので、特に気にすることではない、と。

沖縄には「沖縄時間（待ち合わせに１時間遅刻など　笑）」という言葉もあるように、
”大らか”なのだ。

過去記事「てーげー」な沖縄。



最近のTVはもうほとんど見ていない。
おなじことばかりやってる気がするから。
お笑い芸人がひな壇で騒ぎ、イケメンと美女ばかりがドラマで活躍し、
ニュースやワイドショーをみればわけ知り顔のコメンテーター達が
好き勝手言ってまた誰かを袋叩きにしている。

もちろん中には面白いドラマ、お笑い番組、ニュースもあるだろう。
けど雁字搦めにされた規定やスポンサーへの忖度の中で表現することへの
飽きや限界が作り手にも受け手にも来ている気がする。
作り手はスポンサー様に当たり障りない放送をしなければいけない結果、
皆が当たり前に思ってることもろくに言えない。
マスコミは本来独自の視点で独自の意見を発信するべきものなのに
その本文ができないのは、もはやマスコミと言えるのだろうか？



特にワイドショーにはいい加減うんざりしている。
最近もTOKIOの一件で持ち越しだ。今に始まったわけではないが誰かに
ターゲットを絞ると社会的地位を抹消するかのごとく追い詰め、袋叩きにし、
再起不能にさせんばかりで攻め立てる。
無論、今回の件は犯した過ちは決して許されるものではない。がしかしあまりにも粘着質、
執拗に追いかけ回し、頼まれてもいないのに是非を問い、どんどん当事者を
追い詰めていく。
それをどこか専用チャンネルだけがやってればまだいいのかもしれないが、
どこのチャンネルつけても朝から晩までループで何日も何日も垂れ流している。
どこまでしつこくて、どこまで暇なんだろうか？
ゲスなワイドショーを見ててよく思う。
公共の電波を使って垂れ流されるこの放送って、一体誰が幸せになるのだろう？


まあこれも日本国民のレベルに合わせての結果なのかもしれないが。
人の不幸は蜜の味。噂話が大好き低レベルな人間に合わせて作れば
成功者が転がり落ちていく様を見るのは面白いのだろう。
そして今の時代、「誰しも聖人君子でなければならない！」と考えている
勘違い人間が多いのだろう。
少しでも間違えればそれは批判され非難され、謝罪を要求される。
結果電車が１分遅れただけでクレームがつくような国に成り果てた。
自分の意見と異なれば許さない。攻撃の対象となる。
より透明性を、高い倫理感を求められる。



けど人間って、そんな完璧か？？そんな偉いのか？
間違えたら素直に謝って、しばらく反省して、また普通に迎えてやればいいのでは
ないのか？そう学校で教わらなかったか？間違えた友達はずっと攻撃しなきゃダメ
って教わってないよね？大人だから２回同じ失敗はダメかもしれないけどさ。
あまりに清潔、品行方正を求めすぎてる今の日本、はっきり言って自分は気持ち悪いし
居心地が悪い。それを助長するかのようなTVは益々見なくなるだろう。


もう少し「てーげー」でいいんじゃない？
兎にも角にも「大らかさ」が本当になくなってしまってると、
最近のTVを見ていると痛感するこの頃。。。