空手（沖縄空手）@浜松・静岡（藤枝・牧之原・焼津）

沖縄県空手道連盟 主催
第３３回 沖縄県空手道・古武道演武大会が２月２２日、沖縄県立武道館アリーナで開催された。







同日昼からの開会式は、沖縄県空手道連盟筆頭副会長なる重責を勤める、わが世界松林流空手道連盟の
平良慶孝会長が開会の辞を。続いて沖縄県空手道連盟照屋幸榮会長が、会長あいさつ。
引き続き、来賓の翁長武志沖縄県知事と城間幹子那覇市長からご祝辞を頂戴した後、演武大会が始まった。







演武大会はまず、授業に空手を導入し、文化力を習得し国際社会で信頼される文武両道の教養人をめざす
中高一貫進学校・沖縄尚学高等学校の団体演武から始まり、七番目が世界松林流空手道連盟（十八団体）。

本番を待ちつつ、場外で形動作の区切り確認と、入場、演武、退場までの流れ行動を調整した。
演ずる形はつぎのとおり、

＜少年少女団体＞　指揮者　長嶺文士郎弐段
●普及形１　昭和１６年（1941年）、松林流興道館初代宗家長嶺将真先生が沖縄県の委嘱を受け、
　　　　　　 空手道普及発展のために初心者向けに創作した形である。
●平安初段　明治４０年（1907年）頃、首里手 糸洲安恒翁が中等学校の指導用として創作された。
　　　　　　 ピンアン（平安）初段から五段まであり、首里手系の基本形である。

＜一般団体＞　指揮者　新垣敏光範士十段
●アーナンクー　昔の達人によって創作された形であるが作者不明。前屈中段突きが多いのが特徴。
　　　　　　　　　　演武線が一直線で短い形である。
●王冠（ワンカン）　古来、達人の作と言われているが作者不明。その特徴は攻防の技を一つの
　　　　　　　　　　　　動作で行ない動きは重厚。


今回も難なく団体演武が終了。演武者それぞれが緊張の糸が切れたかのように、
身近の仲間と自然発生的に笑顔に笑顔で返し、そして握手。　良いね、仲間って！


参 考：
沖縄県空手道連盟 理念
一。先人の残した沖縄空手道の正しい保存継承
二。空手道を通した青少年の健全育成
三。世界レベルを視野に入れた競技力の向上