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2019年12月03日

称号獲得。

我が世界松林流では、他の流派と同じように十段までの段位を設けているが、六段からはそのスキルに応じて「称号」を与えられる。

六段は「錬士」
七段、八段は「教士」
九段、十段は「範士」

これは全ての六段以上の人間に与えられる訳ではなく、そのスキルに見合う技術を持つと認められて初めて与えられる称号なのである。
浜松、藤枝、牧之原で5道場を担う塚本先生は、今回の訪沖で実に三度目の称号への挑戦となった。
七段位は合格していたが、称号は二度見送られていた。

だが先程、無事称号を獲得したとの連絡が。
良かったと思うと同時に、やはり道場主となれる条件である五段以上からの厳しさは明らかに違うのだな、と改めて身の引き締まる思いをした。
ただでさえ緊張感ある審査会場、そこに見学含めて50名以上もの人がおり、眼前には範士の先生方が
眼光鋭くこちらを凝視している訳で、この中でリラックスして形をやるだけで相当難しい訳で。。。


だが、大人になると人前で何かをやる、緊張するような場面は激減し、そんな機会がほとんどない人もいる。だからこその貴重な機会になるのだ。
例えば極たまにはパリっとスーツを着て、少し高めのレストランに食事に行くと、色々なことに気づき、神経を張り巡らせることにもなる。
一張羅を着ることで自分の体型の変化に気づき、テーブルマナーや服装、身だしなみ、他の人のファッションや普段味わえない料理の妙味まで、その五感を刺激するような場面に身を置くと様々な事に気づかされるのである。
芸能人がいつまでも若々しくいれるのもそういった人の目を気にする、緊張するということの繰り返しが大きく影響しているように思うのだ。
逆に楽な方楽な方に流れていけば、それもまた歯止めが効かない。髪はボサボサ、身だしなみも服装もだらしなくなり、クロックスにジャージで外出するようになる。
別に悪い訳ではないが、そういう緊張する場面を持つことは若さの秘訣であるということだ。


自分はまた数年先に「錬士」の称号にチャレンジする。
それまで日々鍛錬を怠らず、空手道に邁進していきたい。

称号獲得。


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