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2018年06月20日

今の時代の交通事故から身を護る。

少子高齢化が類を見ない速さで進んでいる国、日本。
高齢者(65歳以上)の数は総人口1億2700万人中、実に3500万人。

その中でも大きく問題になり始めているのが、高齢者の交通事故。
逆走や小学校の列に突っ込んだ等々、年々増えている。
そんな中、先日衝撃のニュースが。


「認知症の恐れ」7000人、免許更新に新たな課題
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30861590T20C18A5SHA000/


17年3月から75歳以上の免許更新時には高齢者への認知症テストが義務付けられた。
テストを行い、認知症の疑いありと言われた高齢者は専門の病院へ行き、
医師の診断結果がないと更新ができないシステムへと移行した。

そして17年、認知症の恐れありと診断された人は47000人。
単純計算だが、実に各都道府県で100台もの車を認知症の高齢者が運転しているという
ことになる。

実際に、2017年度に起きた事故件数は417件。全体の事故の13%にものぼる。
そして今後、この割合はさらに増えていくだろう。

去年の暮れに友人の彼女が被害に遭った。
明け方に片側1車線の道を走ってると、対向車が妙にはみ出してこっちに向かってくる、
危ないから路肩に寄せて止まっていたら、そのまま正面衝突された。
結局1ヶ月以上の入院生活をする羽目になった。その相手は認知症の疑いありの高齢者。

先日仕事で浜松の交通安全協会の方と話したが、年々高齢者事故は増えていると言う。
横の信号を見て青だったからといって飛び出し事故を起こしたなどの、認知症と思わしき
事故は急激に増えていると話していた。

確かに今は車両への電子デバイスがどんどん進化しており、事故を起こしにくい
状況にもなってきている。がしかし、それらが全体へ普及するのにはまだまだ時間も
かかる訳で、年金暮らしのシニアが簡単に車を買い換えることなどできないのだ。

今自分たちにできることは、信号などを過信することなく、青になったとしても
しっかり周囲を見て確認後渡るという「しつこいほどの確認」が必要になってくる。
要は「あまり信用しない」こと。
これは大げさではなく、現に自分の県内に100台もの暴走車がいると思ったら、
運転も道路の横断も徹底的に慎重にならざるを得ないし、緊張するはずだ。
それくらい、今の交通事情はシビアになっているということも念頭においた方がいい時代のようだ。
  
  <防衛運転標語>
  気をつけろ ぶつけられても 事故は事故 



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