2018年04月27日
~ナイハンチ初段~ この手技、背手打ちか背刀受けか?!
世界松林流空手道・長嶺将真初代宗家 は、泊手中興の祖・松茂良興作翁の直弟子、本部朝基先生並びに首里手中興の祖・松村宗棍翁の直弟子、喜屋武朝徳先生、御両方に師事し、古流の形18形を受け継ぎ、その教えを後世に忠実に伝承すべきとの決意から (松)林流(興)道館 と命名、流派を立ち上げた。
今回は初段から三段まであるナイハンチ三形の内、初段の開始初頭の動作について考察する。
下段写真のとおり、ナイハンチ初段のこの部分、屋部憲通翁や本部朝基翁は「背手打ち」になっている。
しかし、ご両人の師匠である糸洲安恒翁の手技は、松林流に伝わる形と同じ、「背刀受け」であったと
言い伝えられている。(下記動画参照)
●長嶺将真(1907-1997): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B6%BA%E5%B0%86%E7%9C%9F
●本部朝基(1870-1941): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E9%83%A8%E6%9C%9D%E5%9F%BA
●喜屋武朝徳(1870-1945): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%B1%8B%E6%AD%A6%E6%9C%9D%E5%BE%B3
●糸洲安恒(1831-1915): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E6%B4%B2%E5%AE%89%E6%81%92
●屋部憲通(1866-1937): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E9%83%A8%E6%86%B2%E9%80%9A
この初動作につき、本部流は『糸洲先生はおそらく、学校教育への空手道導入の観点から形のなかの危険な技を
取り除かれた結果・・・』と、解釈している。
長嶺将真宗家も、おそらく伝統継承、危険防止あるいは普及発展などを熟慮された上、空手道の「近代化」に
着手した最初の人物として知られる糸洲安恒先生の解釈「背刀受け」を尊重され、この手技を取り入れられた
のではないかと...
世界を駆け巡る、緩急きわまる松林流 ナイハンチ初段 米国発~
http://www.youtube.com/watch?v=Tqu_0Ds8rbg
参考: 各流代表的指導者が演武する、 ナイハンチ初段 / ナイファンチ初段 / 鉄騎初段
◎喜舎場塾 https://www.youtube.com/watch?v=NZCAcBXvNqY&feature=player_embedded
◎本部流 http://www.youtube.com/watch?v=rjJ_Xhedayo
◎小林流 http://www.youtube.com/watch?v=boV1RhlOKKs
◎少林流 http://www.youtube.com/watch?v=iHUJAn4XhO8
◎和道流 http://www.youtube.com/watch?v=acd5iRPXpBw
◎日本空手協会 http://www.youtube.com/watch?v=BBI8JUz1Jj4
◎国際松涛館 http://www.youtube.com/watch?v=rhQsPmq8tt8
◎糸東流 http://jimi-oyaji.blogspot.jp/2010/10/blog-post_22.html
◎極真会館 http://www.youtube.com/watch?v=6Zn3BcuiOMU
琉球王家末裔・本部朝基翁
琉球の名門本部家に生まれ、唐手の戦闘術、すなわち実践の強勇に至っては、郷里の誰も知らない人は
いない大剛者。20代の頃から伝説的な強さを誇り、戦前『最強空手家』と称えられた唐手の大家
本土で活躍する空手家たちとともに
本部朝基(中央)、船越義珍(左隣)、摩文仁賢和(右隣)、他は大塚博紀、遠山寛賢など
1930年代 東京
松茂良興作翁顕彰牌
顕彰牌建立実行委員長 長嶺将真松林流初代宗家
今回は初段から三段まであるナイハンチ三形の内、初段の開始初頭の動作について考察する。
下段写真のとおり、ナイハンチ初段のこの部分、屋部憲通翁や本部朝基翁は「背手打ち」になっている。
しかし、ご両人の師匠である糸洲安恒翁の手技は、松林流に伝わる形と同じ、「背刀受け」であったと
言い伝えられている。(下記動画参照)
●長嶺将真(1907-1997): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B6%BA%E5%B0%86%E7%9C%9F
●本部朝基(1870-1941): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E9%83%A8%E6%9C%9D%E5%9F%BA
●喜屋武朝徳(1870-1945): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E5%B1%8B%E6%AD%A6%E6%9C%9D%E5%BE%B3
●糸洲安恒(1831-1915): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E6%B4%B2%E5%AE%89%E6%81%92
●屋部憲通(1866-1937): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E9%83%A8%E6%86%B2%E9%80%9A
この初動作につき、本部流は『糸洲先生はおそらく、学校教育への空手道導入の観点から形のなかの危険な技を
取り除かれた結果・・・』と、解釈している。
長嶺将真宗家も、おそらく伝統継承、危険防止あるいは普及発展などを熟慮された上、空手道の「近代化」に
着手した最初の人物として知られる糸洲安恒先生の解釈「背刀受け」を尊重され、この手技を取り入れられた
のではないかと...
世界を駆け巡る、緩急きわまる松林流 ナイハンチ初段 米国発~
http://www.youtube.com/watch?v=Tqu_0Ds8rbg
参考: 各流代表的指導者が演武する、 ナイハンチ初段 / ナイファンチ初段 / 鉄騎初段
◎喜舎場塾 https://www.youtube.com/watch?v=NZCAcBXvNqY&feature=player_embedded
◎本部流 http://www.youtube.com/watch?v=rjJ_Xhedayo
◎小林流 http://www.youtube.com/watch?v=boV1RhlOKKs
◎少林流 http://www.youtube.com/watch?v=iHUJAn4XhO8
◎和道流 http://www.youtube.com/watch?v=acd5iRPXpBw
◎日本空手協会 http://www.youtube.com/watch?v=BBI8JUz1Jj4
◎国際松涛館 http://www.youtube.com/watch?v=rhQsPmq8tt8
◎糸東流 http://jimi-oyaji.blogspot.jp/2010/10/blog-post_22.html
◎極真会館 http://www.youtube.com/watch?v=6Zn3BcuiOMU
琉球王家末裔・本部朝基翁
琉球の名門本部家に生まれ、唐手の戦闘術、すなわち実践の強勇に至っては、郷里の誰も知らない人は
いない大剛者。20代の頃から伝説的な強さを誇り、戦前『最強空手家』と称えられた唐手の大家
本土で活躍する空手家たちとともに
本部朝基(中央)、船越義珍(左隣)、摩文仁賢和(右隣)、他は大塚博紀、遠山寛賢など
1930年代 東京
松茂良興作翁顕彰牌
顕彰牌建立実行委員長 長嶺将真松林流初代宗家
Posted by シュリ at 01:01│Comments(0)
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