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2012年11月23日

映画「利休にたずねよ」

松林流初代宗家である長嶺将真先生が大きく影響を受けた偉人が
二人いる事は以前の記事で取り上げました。
宮本武蔵と、山岡鉄舟です。

その山岡鉄舟ですが、言わずと知れた江戸城無血開城を成し遂げた立役者。
西郷隆盛と勝海舟のトップ会談を実現させ、江戸を戦火から救った幕臣です。
剣・禅・書の達人として明治維新後の多くの人材に影響を与え、その中でも明治天皇の教育係として十年間仕え、日本の近代化(特に、精神教育や文化)に多大な影響を与えました。


この山岡鉄舟について勉強されている方々が結成する、「静岡・山岡鉄舟会」という市民サロンがあります。30名超いるわれわれ東海地区本部の一般会員中、焼津支部の4名の方がこの会のメンバーとなられています。
その山岡鉄舟会メンバーでいらっしゃる、直木賞作家・山本兼一氏の第140回直木賞受賞作『利休にたずねよ』の映画化が決定しました。すばらしいですね。

山本兼一氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%85%BC%E4%B8%80

シネマトゥデイ映画ニュース:
http://www.cinematoday.jp/page/N0047479

ちなみに、松本清張賞受賞の氏の作品『火天の城』(主演:西田敏行) http://movie.walkerplus.com/mv38289/ が四年前、映画化されたことも記憶に新しいところです。
尚、両作品とも中央で活躍する日本画家・北村さゆり女史 http://kitamurasayuri.jp/ (同会員/静岡県藤枝市出身)が、山本氏と二人三脚で連載挿画並びに装丁本の表紙絵を手掛けられたことを付記しておきます。 山本・北村両氏にかんぱ~い!


茶道の生みの親である千利休。茶道こそまさに禅世界の最たるもの。
妻が茶道教室を開いていますが、茶道とはつまるところ生死の勉強だそうです。
つまり生死の世界を研究する武道と同じ。道を志すことについては一緒なんですね。
入口と方法が違うけど、究極に目指すものは一緒。面白いですね。


千利休役に市川海老蔵が決まっているとか。
映画の前に原作も読んでみようかな~と思う今日この頃です。

映画「利休にたずねよ」


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